ネットで話題になってるドラマや映画などについて書いています。
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子供に将棋を教える際に最も伝えたいことは、将棋は駒を多くとった人が勝つのではなく、 敵の王を取った方が勝ちだという点です。 子供同士の将棋を黙って見ていると、お互いが駒をとることに必死になり、手駒は豊富に あるのに、肝心の将棋盤の上での戦いはおとなしい局面になってしまっていることもあり ます。 子供は相手に感化されやすく、対戦相手が多く駒をとってくる場合、自分もやり返そうと 同じようなことをしてしまうものなのです。 こういった場合の効果的な教え方は、駒をとることに必死になっている相手の王のまわり の駒を切り崩していくことです。 相手が駒をとることに夢中になっている間にこちらとしては少しずつ敵の王の逃げ道をな くすように駒を配置しておけばいいのです。 左右と斜めに気を配り、こちらが王手を打った時に逃げ場がほとんどないことに気付くと 相手は焦りますが、その時点ではすでに手遅れという状況になっているのです。 また、相手が駒を多くとりたいタイプの時は、わざと自分の駒をとらせ、そのことによっ てこちらが有利な局面になる状況を作っておくことも作戦の一つです。 例えば、香車は前にしか進めませんので、自分の歩兵をわざととらせ、動けなくなたとこ ろで後から頂くのです。 相手の動きや癖をよく観察しておくことも将棋では勝敗の分かれ目になるという点を、 子供には分からせておきたいものです。 各人にはそれぞれ癖があるもので、王を囲む囲いも同じものを好む傾向にありますし、 攻め方も似た戦法をとって来ることが多いです。 また、うっかりミスをする人は何度も同じ間違いを繰り返すもので、そういった人との 対戦では飛車や角行を楽々ととれてしまえる場合もあるのです。 要するに心理的に優位になっている方が勝負事では有利に試合運びも出来るという訳で、 追い詰められても常に平常心を保つことの大切さも教えておきたいのもです。 勝っていくことによって勝負強さが身についていきます。 |