ネットで話題になってるドラマや映画などについて書いています。
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将棋の戦法には色々なものがあります。 飛車の位置によって戦い方が変わる居飛車、振り飛車、すぐに仕掛けるかゆっくり仕掛けるかで 変わる急戦、持久戦など色々あり、こちらが居飛車で相手が振り飛車だった時、両方とも振り 飛車だった時など状況に応じて使える戦法も大きく変わります。なので、居飛車と振り飛車、 それぞれ1つずつ戦い方を覚えるようにしましょう。 片っ端から覚えていこうとすると、将棋を楽しめなくなります。こうした戦い方を学ぶ上で おすすめの本は、専門的なものではなく、子供向け、初心者向けに書かれたものです。 将棋の専門書みたいなものが並んでいますが、立ち読みしてなんのことやらさっぱりわからない ものがあります。そうしたものは買っても意味がありません。 最初のうちは、これくらいなら自分でも知ってるというものを読むようにしていきましょう。 そして、矢倉や美濃囲いなど居飛車、振り飛車の基本的な戦法を身につけ、 それに関するものを探していきましょう。 NHKの将棋講座を書籍化したものはその中でもおすすめです。NHKの番組で取り上げられる ものの中には、基礎的な戦い方から戦法別のもの、受けや攻めに特化したものなど様々あります。 それらが書籍化されると、優しい言葉でわかりやすく書かれるため、 子供やお年寄りにも好評です。 毎月発行される講座のテキストも番組を見なくてもそれだけで十分 参考になる仕上がりとなっていますのでそういったものを見るようにしましょう。 あと、おすすめなのは将棋における序盤の駒組みなどを網羅したガイドブックです。 これを見ることでどれだけ戦い方があるのか、一目瞭然です。 手数がかからず覚えられやすい美濃囲い、守りが強固な穴熊、王道ともいえる矢倉など など、居飛車別、振り飛車別に収録されています。 専門的なものだと、有段者用に書かれていることがあって全くついていけないことが あります。初心者相手に書かれたようなものが戦い方を学ぶ上で大切です。 |
将棋が強くなるのに必要不可欠なのが詰将棋です。 最終盤に必要になってくる相手の玉を詰ませる力が身に付きます。 また、先読みの訓練にもなります。将棋における基本なのです。 詰将棋はただ単純に問題をこなせばいいというだけではいけません。 自分の目的に合わせて自分のレベルに合ったものを解くことで最大限の効果を発揮するのです。 この詰将棋のコツについて見ていきましょう。最初に押さえておきたいコツはまずは簡単な問題 を大量に解いていくことです。 将棋が強くなるのに詰将棋をたくさん解くことは有効です。基本の詰将棋の書籍をまずは1冊 から始めます。書籍1冊につき大体200問あります。 この時、2,3分で解けるくらいの問題がいいでしょう。短時間でできるだけ多くの問題を解 いていきます。その1冊を何度も繰り返し解くのです。 そうして簡単に解けるように自分の実力が付くまで続けます。 自分にとって簡単な問題を多く解くことによって詰みまでの手筋を覚えることができるように なります。アマチュアで大会に出場する場合、思考時間が短く設定されています。 そのため、一瞬で詰みまでの手筋を頭に思い浮かべなければいけません。このための訓練に なっているのです。 1個の問題に多くの時間を掛けているとたくさんの詰み手筋を身に付けるのにそれだけ多く の時間を必要としてしまいます。 繰り返して同じ問題を短い時間で身に付けていくことによってよりたくさんの詰み手筋を頭 に叩き込むことができるのです。アマチュアの大会では普通は長くても30分ほどです。 将棋の終盤に秒読み60秒というような状況になることは普通にあります。 終盤ではゆっくり考える時間がほとんどないのです。 そのような短時間での将棋においてパッと見てその瞬間に状況を判断できる力は非常に有効 なのです。瞬間的に手筋が思い浮かぶのならば自分の持ち時間を無駄に消費せずに済みます。 終盤の難しい局面においてゆっくりと時間を掛けて考えることができるのは対局を有利に進 めることになります。 |
子供に将棋を教える際に最も伝えたいことは、将棋は駒を多くとった人が勝つのではなく、 敵の王を取った方が勝ちだという点です。 子供同士の将棋を黙って見ていると、お互いが駒をとることに必死になり、手駒は豊富に あるのに、肝心の将棋盤の上での戦いはおとなしい局面になってしまっていることもあり ます。 子供は相手に感化されやすく、対戦相手が多く駒をとってくる場合、自分もやり返そうと 同じようなことをしてしまうものなのです。 こういった場合の効果的な教え方は、駒をとることに必死になっている相手の王のまわり の駒を切り崩していくことです。 相手が駒をとることに夢中になっている間にこちらとしては少しずつ敵の王の逃げ道をな くすように駒を配置しておけばいいのです。 左右と斜めに気を配り、こちらが王手を打った時に逃げ場がほとんどないことに気付くと 相手は焦りますが、その時点ではすでに手遅れという状況になっているのです。 また、相手が駒を多くとりたいタイプの時は、わざと自分の駒をとらせ、そのことによっ てこちらが有利な局面になる状況を作っておくことも作戦の一つです。 例えば、香車は前にしか進めませんので、自分の歩兵をわざととらせ、動けなくなたとこ ろで後から頂くのです。 相手の動きや癖をよく観察しておくことも将棋では勝敗の分かれ目になるという点を、 子供には分からせておきたいものです。 各人にはそれぞれ癖があるもので、王を囲む囲いも同じものを好む傾向にありますし、 攻め方も似た戦法をとって来ることが多いです。 また、うっかりミスをする人は何度も同じ間違いを繰り返すもので、そういった人との 対戦では飛車や角行を楽々ととれてしまえる場合もあるのです。 要するに心理的に優位になっている方が勝負事では有利に試合運びも出来るという訳で、 追い詰められても常に平常心を保つことの大切さも教えておきたいのもです。 勝っていくことによって勝負強さが身についていきます。 |